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日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」

門田隆将・高橋洋一 著


夢見る「平和ボケ」と「情報弱者」を煽るマスコミを一喝する


門田隆将
今の日本は、左右対立の時代ではなくて、夢見る「ドリーマー(D)」と、「リアリスト(R)」との「DR戦争」の時代。そんな時代に「ドリーマー」向けの雑誌を作ったら絶対にダメ。ところが、新潮社や文藝春秋まで、「ドリーマー」向けに編集するようになった──

高橋洋一
アマゾンでワンちゃんの「ペット用のトイレシート」を買うと、同じ日付の新品同様の朝日新聞が送られてきた。これはいわゆる「押し紙」のリサイクル活用なのか? もはや、日本の新聞やテレビなどは、「情報弱者」にしか相手にされない「ミニコミ」に成り下がった──


著者プロフィール 門田隆将(かどた・りゅうしょう)
1958年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、出版社(新潮社)勤務を経てノンフィクション作家に。政治、歴史、司法、事件、スポーツなど幅広いジャンルで執筆。2010年、『この命、義に捧ぐ──台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞を受賞。主な著書に『激突! 裁判員制度』(共著・ワック)、『甲子園への遺言──伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』(講談社文庫)、『なぜ君は絶望と闘えたのか──本村洋の3300日』(新潮文庫)、『死の淵を見た男──吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、『オウム死刑囚 魂の遍歴』(PHP研究所)ほか多数。

高橋洋一(たかはし・よういち)
1955年東京都生まれ。株式会社政策工房会長、嘉悦大学教授。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書『「文系バカ」が、日本をダメにする──なれど“数学バカ”が国難を救うか』(ワック)、『未来年表 人口減少危機論のウソ』 (扶桑社新書)ほか多数。

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日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」(門田隆将・高橋洋一)
  • 定 価:本体920円+税
  • 判 型:新書判
  • ページ数:256ページ
  • ISBN:9784898317884
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目 次

はじめに リアリズム無視の観念論への「挑戦」として 門田隆将

 

第一章 「闘争心」を失ったジャーナリズムに「明日」はない

なぜ、杉田水脈論文(『新潮45』)は叩かれたのか/大学入試(国語問題)で杉田論文が出題されたら/『週刊文春』と『週刊新潮』は逃げたのか/朝日と小川榮太郎さんは「天敵」同士/「佐藤社長、何をするんですか!」と止める役員はいなかった/かつては「気骨ある役員」がいた/単純正義に踊らされる〝ドリーマー〟編集者たち/『マルコポーロ』廃刊同様、棚からぼた餅の「廃刊」

 

第二章 煽るだけの朝日新聞は、もはや「犬のおしっこマット」

〝倒閣運動家〟と化している新聞・テレビ記者/新聞に「洗脳」されない若者が増えたのはなぜか/朝日新聞とアライグマはしぶとく繁殖する/「認可」と「認可の申請」の区別も付かない日本のマスコミ/ 「戦争法案」「過労死法案」と、ウソで煽るからオオカミ少年になる/法案すら読まずに記事を書く低レベルの記者たち/「高プロ」は大谷クラスの人間のみに適用されるだけ/他国の実情を調べてから記事を書け/マスコミも野党も「絶望の自己陶酔」に陥っている/「おしっこマット」は「朝日新聞(紙)」が最適/週刊誌の「朝日新聞化」はなぜ進むか

 

第三章 オウム事件の教訓を忘れた日本に〝五輪テロ〟の恐怖

オウム事件は警察の怠慢が引き起こした事件だった/林郁夫に〝洗脳〟された検察官たち/井上嘉浩の死刑執行への疑問/「全知全能」を装う裁判所の噓/執行されない「死刑囚」が沢山いる理由とは/麻原・オウムにおもねったテレビの「罪と罰」を検証せよ/テロリストに狙われる新幹線/「国民の命を守ること」がなぜ戦前の「暗黒時代の復活」なのか

 

第四章 憲法改正で日本の独立と安全はどうなるのか

集団的自衛権をフルに持てば中国と戦争は不可避/一番「凶暴な国家」アメリカと「共謀する」のがお得/日本は「集団的自衛権」行使への覚悟ができているのか/今のPKO議論は第二世代の概念止まり/「自衛隊は合憲」と試験で書けない/〝情報ビッグバン〟になっても〝ドリーマー〟はなぜ消えないのか/なぜ国会の参考人招致は偏ってしまうのか/自衛隊を違憲という学者は「憲法十三条」を読め

第五章 〝理系人間〟は日本を救うのか

マルクス経済学者はいかにして生き延びているのか/日本の経済学者は、経済の「確率計算」すらできない/伝言ゲームで「ゼロじゃない」が「危険性がある」に/「数学」なくしてロジカルな思考法は身につかない/移民問題も水道民営化も「確率」で考えよ/大学入試の偏差値より、卒業するときの能力が大事

 

第六章 官僚主導国家からの脱却なくして「日本再生」なし

「天下り」と「受託収賄」はまったく同じ構図の犯罪/「国民一人ひとりが主計官」になった「ふるさと納税」/「文科省の天下り研究」に科研費は出ない/世界の大学は、寄付金で運営するのが当たり前/世界の私立大学は「裏口入学」だらけ/消費増税より「納税者倍増」計画を実施せよ

 

第七章 マスコミが不要になった「首脳がツイッター」という時代

BPOは活動家たちの主義主張の場になり果てた/「電波オークション」は世界の常識/昔「MOF担」、いま「波取り記者」/誰でもネット上で自分の「放送局」を作れる時代/記者クラブが「情報を独占していた時代」は終わった/ツイッターを後追いし掲載するだけのマスコミ/首脳ツイッター時代では「同行記者は要らない」/いち早くトランプを抱き込んだ安倍首相の歴史的手柄/トランプについての情報収集不足の面もあった/アメリカ大統領を手のひらで転がす首相/日米の「強力な関係」が世界を動かしている/金正恩にシンガポールを見せたのは高等戦略

 

おわりに 真実に迫る熱い言論人魂に触れて…… 高橋洋一

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