単行本

不徳を恥じるも私心なし 冤罪獄中記

田母神俊雄 著

復活宣言!
裁判で係争中という事情で制限はあるけれど、保釈されてから言論活動を再開した。本書刊行もその流れである。これからも自らの信念に基づき、日本の国益を考えた正論を主張し続けるつもりである。読者の叱声を待ちたい(本文より)


消えた四千万円の政治資金の謎・強制捜査すれども横領容疑は立件できず・ 「小菅ヒルズ」の不自由で優雅なる獄中生活・ 拘置所での我が思索 獄中ノートから・ 法廷は踊る、されど真相解明は進まず・「田母神俊雄」は有罪か無罪か……


著者プロフィール 1948年、福島県生まれ。71年防衛大学校卒業(第15期)電気工学科卒業後、航空自衛隊入隊。ナイキ(地対空ミサイル)部隊で勤務した後、航空幕僚監部厚生課長、南西航空混成団司令部幕僚長、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、2007年3月、航空幕僚長に就任。在任中の2008年 に、アパグループ主催の第1回『「真の近現代史観」懸賞論文』で、最優秀藤誠志賞を受賞。同論文が政府見解と異なる主張であるとして問題視され、航空幕僚長の職を解かれて定年退職。その後、政治・軍事評論家として活躍。2014年 1月7日、猪瀬直樹東京都知事の辞職に伴い行われた東京都知事選に立候補し、61865票を集めるも落選。2016年 4月、都知事選における選挙運動の中に、公職選挙法違反と疑われる行為があったとされて逮捕され、裁判で争っている。著書『自らの身は顧みず』(ワック)ほか多数。

不徳を恥じるも私心なし 冤罪獄中記(田母神俊雄)
  • 定 価:本体1500円+税
  • 判 型:四六判上製カバー装
  • ページ数:232ページ
  • ISBN:9784898314609
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目 次

プロローグ 東京地方検察庁特捜部との闘いはこうして始まった

天皇誕生日に突如都知事候補に担ぎだされた/慌ただしく決まった選挙対策本部の陣容/石原慎太郎さんが応援団長になってくれた/伊豆大島でデヴィ夫人と一緒に選挙演説/都知事選挙という舞台の幕は下りたが……/都知事選後に消えた四千万円の行方?

 

第一章 消えた四千万円の政治資金の謎

 「東京を守り育てる都民の会」から「田母神としおの会」へ/会計責任者の鈴木が使い込みを認めた/赤坂の高級クラブの豪遊で浪費されていた政治資金/「選挙のプロ」が違法行為を勧めていた/「閣下、逮捕されますよ」/水島氏が激怒した理由はどこにあるのか/「チャンネル桜」の異常な攻撃番組

 

第二章 検察の勇み足 強制捜査すれども横領容疑は立件できず

東京地検の車で送迎されて事情聴取を受ける/いくら圧力かけられても、これ以上、身体は小さくならない(笑)/「どうして武人らしく正直になれないのだ」と怒鳴る検事/もらったお金より入れたお金のほうが多い横領?/横領容疑は不起訴処分になり「無実」と証明ずみ/「事後買収」を共謀して公職選挙法違反?/検事曰く「冤罪と言わないでください」/「田母神さんでも特別扱いできない」/毎日のように「泣き落とし」が続いた/結局、勾留期間は五カ月半に及んだ

 

第三章 「小菅ヒルズ」の不自由で優雅なる獄中生活

 「塀の中」の名前は「四千四百五十番」/看守を自衛隊に勧誘?/ビールか大吟醸があれば、ここも住めば都なのだが…/「ここでは田母神さんもヤクザも同じ扱いです」/子どもじゃないんだから九時の就寝は早過ぎる/消灯後はトイレの水を流してはいけない/拘置所の浴室は自宅の風呂よりきれいだった/食器は自分で洗わなければならないが、洗濯はしてくれる/「塀の中」の隣人たち/三カ月半で拘置所暮らしの「一人前」になった/「本も疲れるほど読まなくていい。ゆっくり読もう」/「入居予定の方はご連絡ください。ノウハウを伝授します」

第四章 拘置所での我が思索 獄中ノートから

 「久米宏のラジオを聴く。レベルが低くて馬鹿らしい」/北朝鮮への非難決議なんか役に立たない/「日本はTPPには加入すべきではない」/「読書三昧」の獄中生活はそこそこ楽しかった/「消費税を上げると税収が減る」/付録 拘置所内で綴った田母神ジョーク集/新たな男の闘いの始まり

 

第五章 法廷は踊る、されど真相解明は進まず

 「無罪」となることを私は確信している/「無罪を主張します。公正な裁きをお願いします」/捜査機関の「自白」偏重が招く冤罪事件/「田母神さんの了解をとったという言い方をした」/「一番貢献があったのは水島さんだ」/「水島氏にそんな金は受け取れないと言われたのではないか」/「石井さんにお金をあげるのにいい顔をなさってなかった」/「石井の分は…というようなことをおっしゃられた」/「すぐ受け取ることが、ある事情でしづらくなった」/「鈴木が百万の封筒を持ってきた」/「タクシーの中で百万円を田母神さんに渡した」の噓/鈴木証言と検察側の「時間のトリック」の矛盾を暴く/「お金を受け取って欲しいという話はひと言も出ていない」/「二月二十六日の調書」と「四月二十九日の調書」の違い/三月五日に鈴木から配布リストを受け取っていない/「田母神氏ははっきり嫌だと言った」/検事もこの件で水島氏に質問をしている

 

エピローグ 「田母神俊雄」は有罪か無罪か

判決を待ちながら/無理筋を通そうとした「検察ストーリー」/東京地検特捜部は戦後にGHQが育てた組織/強制捜査、逮捕、長期勾留はやり過ぎではないか/脇が甘いぐらいでないと多くの人がついてこない/田舎に帰りたい、帰りたくない?

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