ガリレオX

<アンコール>知られざるクラゲの世界 ~不老不死からノーベル賞まで~

BSフジ
本放送:07月07日(日)昼11:30~12:00
再放送:01月01日(火)夜~12:00

 水中を浮遊しながら生きている“クラゲ”。ふわふわと漂うその姿をぼんやりと眺めているだけで癒されるクラゲだが、一体どのような生物なのか?その生態は意外と知られていない。  実はベニクラゲというクラゲは何度も若返る“驚異の不老不死”の能力を秘めており、そのメカニズムを探る研究が続けられている。またクラゲは科学の進歩に多大な影響を与えているという。発光するクラゲの研究で下村修氏が2008年にノーベル化学賞を受賞した大発見は、現在の生物学・生理学・医学で不可欠な技術となっている。  不老不死のメカニズムからノーベル賞まで、知られざる生物“クラゲ”に迫る。

分身を作る?クラゲの増え方
世界一のクラゲ展示種類を誇る加茂水族館では、毎日クラゲの不思議な生体が紹介されていた。 その一生は、オスとメスによって受精卵をつくり成長していくだけでなく、なんと自らの分身ともいえるクローンを作って増殖するという。

不老不死のベニクラゲ
子どもから大人へ成長し、子孫を残して死んでゆくのが、普通のクラゲが1年ほどで辿るライフサイクルである。しかし、この自然の摂理ともいえる「死」を超えて、なんと大人から子供へと若返る、不老不死のクラゲが見つかっている。それはまさに蝶が芋虫に戻るような現象だった。

未来を切り開く“ガミラス”
2008年にノーベル賞を受賞したクラゲのGFP(緑色蛍光タンパク質)は細胞内の特定の箇所を遺伝子改変によって発光させることができる。これにより、科学研究の幅が大きく広がった。そして次々と改良されていく蛍光タンパク質は更に活躍の幅を広げ、別のノーベル賞を受賞した研究を推進させようとしていた。

クラゲを求めて深海へ
太陽の光がほとんど届かず、高い水圧と低い水温という過酷な深海でも様々な生物が生息している。クラゲもその一つだ。「一度潜れば必ず新種に出会う」というほど未だ多くの謎に包まれているクラゲは、この深海世界の多様性を保つ重要な役割を担っている可能性があるという。
 知っているようであまりよく知らない、驚くべきクラゲの世界に迫る


主な取材先
鶴岡市立加茂水族館
久保田 信さん
大阪大学
海洋研究開発機構

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