ガリレオX

真珠貝の声を聴く 世界をリードする日本発の真珠研究

BSフジ
本放送:08月28日(日)昼11:50~12:20
再放送:09月04日(日)昼13:30~12:00

古くから、その独特の輝きによって人々を魅了してきた宝石「真珠」。 その真珠を養殖によってつくり出す技術は世界で初めて日本で開発され、100年以上の歴史をもつ。以来、真珠づくりや真珠に関わる研究は日本が世界をリードしてきた。そして現在も、より高品質な真珠を安定して生産する技術の開発や真珠形成のメカニズムを明らかにする研究などが日本主導で進められ、大きな成果を上げている。特に近年は遺伝子レベルの研究が進み、最近、そうした研究からこれまで100年以上も謎とされていた養殖技術の原理が初めて科学的に証明されたと言う。現在も進化し続ける真珠研究の最新の研究成果と、今後の可能性を探る。

真珠誕生の瞬間を体験
2016年8月、東京大学で、小学生を対象にしたある体験イベントが開催されていた。来場した子供達の視線の先には貝?その体験とは「アコヤガイ」という真珠を作る貝を使い、真珠養殖の方法を学んだり、実際にアコヤガイから真珠を取り出す作業を体験するものだった。

真珠養殖とは?
真珠養殖を世界で初めて成功させたのは、どこの国かご存じだろうか?その答えは日本。
真珠の養殖技術は100年以上も前に日本で生まれ、世界中から高い評価を受けてきたのだ。その技術とはいったいどのようなものなのか?真珠ができる仕組みに迫った。

貝の声を聴く装置「貝リンガル」
真珠養殖の大敵である赤潮に対抗するためある装置が開発された。その装置とは貝の声を聴き赤潮が来た事を知らせるというもの。その名も「貝リンガル」。アコヤガイの生体反応を利用した、世界初の水質環境監視システムなのだと言う。一体この装置はどのようなメカニズムで貝の声を聴き、赤潮を知らせてくれるのだろうか?

真珠貝をめぐる遺伝子研究、最前線
不思議な輝きを放つ真珠。この輝きは一体どんな仕組みで生じるのだろうか?また真珠はどのようにして貝の中で形成されていくのだろうか?
最先端の遺伝子レベルの研究がその謎を解き明かしつつある。また、こうした遺伝子の研究から、これまで謎とされていた養殖技術の科学的な原理が世界で初めて証明されたと言う。

真珠養殖の新たな挑戦
真珠養殖の技術開発でも先進的な取り組みが進められていた。
それは、真珠層を形成する細胞そのものを貝に移植するという新しい発想の養殖技術だと言う。その方法とはいったいどのようなものなのか?その技術を用いることで何が可能になるのか?真珠養殖の最前線に迫る。


主な取材先
永井清仁さん (ミキモト真珠研究所)
木下滋晴さん (東京大学 水圏生物工学研究室)
正岡哲治さん (水産研究・教育機構 増養殖研究所)
淡路雅彦さん (水産研究・教育機構 増養殖研究所)

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