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日本はナチスと同罪か

異なる悲劇 日本とドイツ

西尾幹二(評論家) 著


ナチスに全ての罪をなすりつけるドイツ、
一億総懺悔の日本!


日本は、第二次大戦の「戦争責任」を果たしていないのか?──ナチスに全ての罪をなすりつけるドイツ、一億総懺悔の日本。同じ戦争、同じ敗戦国なのに、なぜ戦後の両国に対する国際社会の目は異なるのか? 「ドイツ見習え論」は本当に正しいのか? 日本が昭和26年にサンフランシスコ講和条約を結んで国際社会に復帰した反面、ドイツは日本に匹敵するいかなる講和条約を交わしていないという事実。「ドイツ見習え論」の誤りを糺し、「戦後補償問題」の核心を衝いた話題作、待望の復刊!


著者プロフィール 西尾幹二(にしお・かんじ)
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。著書に『ヨーロッパの個人主義』『ニーチェとの対話』(講談社現代新書)、『教育と自由』『わたしの昭和史』1〜2(新潮選書)、『ニーチェ』第一部、第二部(中央公論新社・ちくま学芸文庫)、『歴史を裁く愚かさ』(PHP研究所)、『国民の歴史』『西尾幹二の思想と行動』1〜3(扶桑社)、『GHQ焚書図書開封』1〜2(徳間書店)、『江戸のダイナミズム』『真贋の洞察』(文藝春秋)、『人生の価値について』『「権力の不在」は国を滅ぼす』『日本人はアメリカを許していない』『皇太子さまへの御忠言』『保守の怒り』(平田文昭氏と共著、草思社)など多数。
HPアドレスは、http://www.nishiokanji.jp/blog/

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日本はナチスと同罪か(西尾幹二(評論家))
  • 定 価:本体933円+税
  • 判 型:新書版
  • ページ数:400ページ
  • ISBN:9784898315392
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目 次
第1章 異なる戦争異なる悲劇──ドイツの知らなかった日米戦争の背景
たえず新たに敵を発掘する二十世紀型テロ国家
ナチスの根属にあった生物学的人種思想
ナチスの殺人は戦争犯罪ではない
ヒトラーが操縦した意図的無秩序
性格の異なる旧日本軍の蛮行
能動的なドイツの攻撃性、受動的な日本の攻撃性
いわば運命に身を委ねていた大日本帝国
日米双方の「戦意の歴史」を比較せよ
ハワイをめぐる明治以来の日米対立
アメリカ本位の「オレンジ計画」と「スーパー三〇一条」
日露戦争後、アメリカは日本を仮想敵とみなした
ヒトラーとルーズベルトの類似
タイミングを逸した「大東亜会議」
日本人は「全体戦争」の恐怖と空虚を経験していなかった
アメリカは昔も今も「正義のお節介屋」
ワシントン会議が曲り角だった
第2章 ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領謝罪演説の欺瞞──ドイツ人の罪の償いは可能か
検行する無差別思考
「集団の罪」を認めないドイツ
ヒトラーの大量殺戮は文明の破壊
日本は「人道に対する罪」を犯したか
不可解な細川元首相の対独劣等感
ドイツの戦後史は白己欺瞞の歴史
ヴァイツゼッカーと天皇
歴史は複眼で見よ
第3章 歴史とのつき合い方──英米からみた日本の謝罪問題
新聞だけがだるい昔の歌を歌う
侵略戦争史観から独自の史観へ
歴史論争のすすめ
「五十年後の謝罪は的外れ」
自分を根こそぎ否定しない欧米人
加藤周一氏の西洋劣等感
丸山眞男氏の西洋理解の底の浅さ
日独ファシズム論では二十世紀は説明できない
第4章 戦略なき「国際貢献」を排す──コール氏のしたたかさに学ぶ
「底の抜けた樽」への空しい援助
ドイツの財政は日本より健全
対露支援、日本抱き込みに独仏の謀議
ドイツの対露巨額支援というカラクリ
貿易黒宇国・日本への過大な期待
底なし沼にはまったG7
第1章 異なる戦争異なる悲劇──ドイツの知らなかった日米戦争の背景
  • たえず新たに敵を発掘する二十世紀型テロ国家
  • ナチスの根属にあった生物学的人種思想
  • ナチスの殺人は戦争犯罪ではない
  • ヒトラーが操縦した意図的無秩序
  • 性格の異なる旧日本軍の蛮行
  • 能動的なドイツの攻撃性、受動的な日本の攻撃性
  • いわば運命に身を委ねていた大日本帝国
  • 日米双方の「戦意の歴史」を比較せよ
  • ハワイをめぐる明治以来の日米対立
  • アメリカ本位の「オレンジ計画」と「スーパー三〇一条」
  • 日露戦争後、アメリカは日本を仮想敵とみなした
  • ヒトラーとルーズベルトの類似
  • タイミングを逸した「大東亜会議」
  • 日本人は「全体戦争」の恐怖と空虚を経験していなかった
  • アメリカは昔も今も「正義のお節介屋」
  • ワシントン会議が曲り角だった
第2章 ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領謝罪演説の欺瞞──ドイツ人の罪の償いは可能か
  • 検行する無差別思考
  • 「集団の罪」を認めないドイツ
  • ヒトラーの大量殺戮は文明の破壊
  • 日本は「人道に対する罪」を犯したか
  • 不可解な細川元首相の対独劣等感
  • ドイツの戦後史は白己欺瞞の歴史
  • ヴァイツゼッカーと天皇
  • 歴史は複眼で見よ
第3章 歴史とのつき合い方──英米からみた日本の謝罪問題
  • 新聞だけがだるい昔の歌を歌う
  • 侵略戦争史観から独自の史観へ
  • 歴史論争のすすめ
  • 「五十年後の謝罪は的外れ」
  • 自分を根こそぎ否定しない欧米人
  • 加藤周一氏の西洋劣等感
  • 丸山眞男氏の西洋理解の底の浅さ
  • 日独ファシズム論では二十世紀は説明できない
第4章 戦略なき「国際貢献」を排す──コール氏のしたたかさに学ぶ
  • 「底の抜けた樽」への空しい援助
  • ドイツの財政は日本より健全
  • 対露支援、日本抱き込みに独仏の謀議
  • ドイツの対露巨額支援というカラクリ
  • 貿易黒宇国・日本への過大な期待
  • 底なし沼にはまったG7
第5章 冷戦後の「戦争と平和」考──軍事ノイローゼ克服の日独の差
いまだ克服できない「日本的単純さ」
マスコミは民族問題を言い立て週ぎる
日独は軍事に関して神経病に罹っている
全体戦争と限定戦争
旧敵国が支持するドイツの海外派兵
ドイツ統一と湾岸戦争とで共通するもの
ドイツがおぴえていたロシア人の復讐の恐怖
北朝鮮、「まさか」がある日……
第6章 ギュンター・グラスと大江健三郎の錯覚──「文学と政治」を再考する
文学的政治主義への不信
ドイツ文壇の政治参加と日本のベ平連への疑問
あまりにも無惨で哀れな逸脱の一結末
グラスは社民党内でも少数派だった
進歩的知識人は週去しか視野に入れない
歴史知識も欠く観念的煽働家グラス
幻想的ドイツ知識人の厄介な宿痾
大江健三郎と広島
人類は最悪より次善の体制を選んだにすぎぬ
第7章 学生気質の変貌──広がりすぎた自由の悲劇
呆気にとられることの多い今の大学
「広い見聞」はときとして人間に有害では?
ヨーロッパに無感動の若い日本人
ドイツの若者も変わった
深さ・高さ・重さの意識の欠如
何事にも参加しない見物人の群れ
自由の先には果てしなき不毛のみ
第8章 「統一ドイツ」の行方──われわれが初めて出合ったドイツの悪意
市場経済原理が分っていないドイツ
ヨーロッパの怠情に日本がつきあう理由はない
エリツィンと鄧小平の違い
「シュタージ」の犯罪
東独は「後期全体主義」の優等生
ボスニアに逃げ腰のヨーロッパ
旧共産圏に発生した新しい神経病
ヨーロッパは遠くなりにけり
第5章 冷戦後の「戦争と平和」考──軍事ノイローゼ克服の日独の差
  • いまだ克服できない「日本的単純さ」
  • マスコミは民族問題を言い立て週ぎる
  • 日独は軍事に関して神経病に罹っている
  • 全体戦争と限定戦争
  • 旧敵国が支持するドイツの海外派兵
  • ドイツ統一と湾岸戦争とで共通するもの
  • ドイツがおぴえていたロシア人の復讐の恐怖
  • 北朝鮮、「まさか」がある日……
第6章 ギュンター・グラスと大江健三郎の錯覚──「文学と政治」を再考する
  • 文学的政治主義への不信
  • ドイツ文壇の政治参加と日本のベ平連への疑問
  • あまりにも無惨で哀れな逸脱の一結末
  • グラスは社民党内でも少数派だった
  • 進歩的知識人は週去しか視野に入れない
  • 歴史知識も欠く観念的煽働家グラス
  • 幻想的ドイツ知識人の厄介な宿痾
  • 大江健三郎と広島
  • 人類は最悪より次善の体制を選んだにすぎぬ
第7章 学生気質の変貌──広がりすぎた自由の悲劇
  • 呆気にとられることの多い今の大学
  • 「広い見聞」はときとして人間に有害では?
  • ヨーロッパに無感動の若い日本人
  • ドイツの若者も変わった
  • 深さ・高さ・重さの意識の欠如
  • 何事にも参加しない見物人の群れ
  • 自由の先には果てしなき不毛のみ
第8章 「統一ドイツ」の行方──われわれが初めて出合ったドイツの悪意
  • 市場経済原理が分っていないドイツ
  • ヨーロッパの怠情に日本がつきあう理由はない
  • エリツィンと鄧小平の違い
  • 「シュタージ」の犯罪
  • 東独は「後期全体主義」の優等生
  • ボスニアに逃げ腰のヨーロッパ
  • 旧共産圏に発生した新しい神経病
  • ヨーロッパは遠くなりにけり
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