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ガリレオチャンネル映像祭受賞作がNHKで放送!


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第52回科学技術映像祭の科学技術教養部門で優秀賞を受賞した2010年12月放送のガリレオチャンネル『人間の存在感とは何か? アンドロイドに宿った心』が、6月5日(日)午後3時からNHKEテレで放送される『科学って面白い!~科学技術映像祭入選作品より~』内で全編放送されます。ぜひご覧ください。

https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110605-33-06192

<番組概要>
私たち人間がもつ「存在感」。そこに心があることを感じさせるのは、外見なのか行動なのか? ロボット工学者の石黒浩大阪大学教授は、人間と同期して動くアンドロイドをつくることで、この問いに答えようとしている。人とつながり“心”を宿したアンドロイドに、我々は一体何を感じるのか。石黒教授が探求する「人間らしさの本質とは何なのか?」という哲学的問いに迫った。

<あらすじ>
二人芝居の舞台に立つアンドロイド。彼女の存在感に引き込まれる観客たち。生みの親である石黒浩教授は、人間とは何かを考えるためにロボットを舞台に立たせたという。研究初期、自身の娘や女性の自律型アンドロイドを作ってきた石黒教授は、自分自身をモデルにした遠隔操作型アンドロイドを開発したことで、操作する側とアンドロイドに接する側の心理に研究テーマを広げていった。そこで見えてきたのは、アンドロイドに接する人は、それが遠隔操作であることを忘れ、そこに教授自身がいるように感じ、教授は心と体が分離する感覚を持つという驚くべき事実だった。

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