アメリカの巨大な病 – WAC ワック
書籍

アメリカの巨大な病


アメリカの巨大な病 表紙

『いま、日本が直視すべき アメリカの巨大な病』

増田悦佐(経済アナリスト) 著 1300円(+税)

人種差別大国・利権大国アメリカの惨状

株価やGDP成長率を見ると、アメリカ経済は一見好調だ。しかし、それは表面的な姿に過ぎない。所得が伸び、消費が活発なのは高所得者だけで、庶民は深刻な貧困にあえいでいる。下層民はスーパーマーケットどころか、100円ショップでの買い物さえ厳しくなるほど困窮しているという。
近年、貧困を背景とした暴動がアメリカ各地で頻発しているが、金持ち連中は知らん顔。自分たちはgated community(ゲイテッド・コミュニティ)という塀で覆われた住宅地で、高みの見物を決め込んでいる。
アメリカをすさまじい格差社会にしたのは、政治家・ロビイスト・利権産業の癒着だ。彼らが金持ちに有利な国づくりに励んでいる。
昨今の日本では「アメリカの制度を導入しよう」と主張する経済学者、経営者が増えている。だが、本書を読めば、そんなことは口にできないはずだ!

トップへ戻る