ガリレオX

ガリレオXサイエンスやテクノロジーに関わる新しい動向や注目の研究を、「深く・わかりやすく・面白く」伝える30分の科学ドキュメンタリー

BSフジ | BSデジタル
毎週日曜日ひる11時30分〜12時放送 ※第2・4週が本放送、本放送翌週が再放送となります。

SFが現実に!
宇宙太陽光発電

  • ■ 本放送 1月8日(日)昼 8:00~8:30
  • ■ 再放送 1月15日(日)昼 8:00~8:30

次世代エネルギーへの関心の高まりから、宇宙太陽光発電が注目を集めている。宇宙空間に浮かべた巨大な太陽光発電所からエネルギーを地上に送るという、まるでSFのような計画が、現実のものになろうとしている。送電にはマイクロ波やレーザーを使い、地球のあらゆるところへピンポイントでエネルギーを届けられるという。これまでのエネルギー観を変えてしまう宇宙太陽光発電に迫る。

なぜ宇宙なのか?
地上では夜や悪天候時に発電効率が下がってしまう太陽光発電。一方、宇宙では24時間発電可能で、エネルギー密度も地上の10倍ほど高いという。そして、宇宙の発電所から地上に送電する基礎技術は、すで確立されているという。

36,000kmをマイクロ波で送電する!
宇宙から地上にエネルギーを送るためにマイクロ波を使う実証実験が、京都大学で行われている。最新の技術ではアンテナの向きを変えずにマイクロ波を送る方向を自在に操ることが可能になった。この技術は日本がエネルギー輸出国になれる可能性を秘めているという。

日本がリードする宇宙太陽光発電
宇宙太陽光発電のアイデアはアメリカで生まれた。その後、NASAが研究を凍結している間に、日本では実証実験が着々と進められた。1983年に世界で初めてマイクロ波送電ロケットを打ち上げるなど研究をリードしてきた京都大学の松本紘名誉教授に話を聞いた。

太陽電池パネルがいらない!?
宇宙からの送電手段にはレーザーも有力候補とされている。福井大学の金邉准教授は太陽光を直接レーザーに変換できる材料を開発した。この技術を用いれば太陽電池パネルが不要になるため、宇宙へ物資を輸送するコストを大幅に減らすことができるという。太陽光がどのようにレーザーに変わるのか?

月面発電所計画
宇宙太陽光発電所を建設するための膨大な物資をどうするのか? この問題に対して、月の砂から太陽電池パネルを作ろうというアイディアがある。さらに、月の赤道上をぐるりと一周するように太陽電池パネルを敷き詰めることで、地球で必要な全エネルギーをまかなうことも可能だという。

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  • <主な取材先>
    佐々木進さん(JAXA)
    藤田辰人さん(JAXA)
    松本紘さん(京都大学)
    篠原真毅さん(京都大学)
    金邉忠さん(福井大学)
    金森洋史さん(清水建設技術研究所)

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