ガリレオX

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毒と薬 毒がささやく生命の謎

BSフジ
本放送:02月24日(日)昼01:55~10:00
再放送:03月03日(日)朝9:30~12:00

「毒」には自然界由来のものの数が圧倒的に多く、毒の正体やメカニズムについても未だ謎が多い。毒とはどんな化学物質なのか?毒と薬はどう違うのか?歴史的にみると、毒と薬は区別されず同じものとして扱われてきた。いま、動物や植物が持つ「毒」を人工的に合成することで、抗がん剤など新薬への応用が進められている。また生物の進化の謎をも解き明かす手がかりともなる「毒」の最先端研究に迫る。

猛毒のフグの卵巣を食べる!?
「フグの卵巣のぬか漬け」という珍味は、猛毒を含んだフグの卵巣を、ある伝統的な方法で加工し、毒素を消失させたものだ。なぜ毒が無くなるのだろうか?また、魚はたくさんいるのに、なぜフグだけがフグ毒をもっているのか?そもそもフグ毒はどこで作られるのか?フグ毒テトロドトキシンを人工的に合成することで、その解明に取り組む名古屋大学の西川教授に話を聞いた。

歯に毒を持つ哺乳類!?珍獣ソレノドン
日本とキューバの合同調査隊によって、絶滅が疑われていたモグラの仲間で最大の哺乳類「キューバソレノドン」が捕獲された。獲物に噛み付き、歯から毒液を注入して確実に捕らえるというが、その作用はまったく不明である。生きた化石とも言われるソレノドンの謎に包まれた生態を解き明かす鍵は、いまや哺乳類では原始的な種でしか持っていない「毒」の解明にあるという。

植物はすべて毒をもっている?
動くことのできない植物が、身を守るために作るようになったのが毒の起源だという。種ごとにまったく異なった毒を生産する植物の多様性を利用し、ヒトのがん細胞を攻撃できる「毒」を「抗がん剤」として作り出そうという応用が進んでいる。そして植物の毒から予言される、がん細胞の進化とは?


主な取材先
北 将樹(筑波大学)
斉藤 和季(理化学研究所/千葉大学薬学研究院)
永井 宏史(東京海洋大学)
西川 俊夫(名古屋大学大学院)
山崎 幹夫(千葉大学)
株式会社 あら与

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